top of page
-
00:00 / 00:00

最初から最後まで鳥肌が立ちっぱなしでした。

昨日の13:00~のカスタネットをみさせていただきました。 ぜひ感想をお伝えしたいと思い、メールを送らせていただきます。 今回初めて拓馬さんの一人芝居をみさせていただいたのですが、最初から最後まで鳥肌が立ちっぱなしでした。 どぶろくという男の心の揺れ動き、その感情のひとつひとつが、自分の思考を通すことなく直接心に入り込んでくる。 最初のどぶろくの歌と、カスタネットと歌う子守歌、あまりにも違う歌い方で別人のようなのに、ちゃんとどちらもどぶろくで。拓馬さんの表現力を痛感しました。 これは私の個人的な解釈なのですが、この物語は最後まで、カスタネットにもどぶろくにも救いはなくて、でも、物語は確かに救われたのだ、と感じました。 ラストシーンでカスタネットの言葉を思い出して必死に涙を堪えようとするどぶろくは、見ていて胸が締め付けられ息がつまるほどなのに、何故か美しく目に焼きついています。 私は常々、物語には世界を変える力がある、物語ひとつで戦争が始まることも終わることも、誰かを救うことも絶望させることも出来る、そう思っていました。 カスタネットはまさに、そんな、世界を変えることが出来る物語だと思います。 ぜひまた拓馬さんのお芝居をみに行きたいです。 長文乱文失礼いたしました。


bottom of page