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末原拓馬(すえはら・たくま)

1985年7月8日生まれ

身長181センチ 体重65キロ

俳優/脚本家/演出家/作家/イラストレーター
劇団おぼんろ 主宰

 父親はロックギタリストの末原康志、母親はピアノ教師。早稲田大学文学部在学中より舞台活動を開始し、劇団「おぼんろ」を旗揚げ。脚本・演出・主演を兼ねるスタイルで、独自の“体験型寓話演劇”を展開。詩情と哲学を兼ね備えた独特の語り口と、没入感あふれる世界観で多くの観客を魅了している。

「劇場」にとどまらず、廃工場や屋上、船上、路上、特設テントなど、物語に相応しい場所を自ら探し出して上演を重ねてきた。
 自身も路上芝居からキャリアをスタートさせ、現在に至るまで都内各所や地方都市での独り芝居公演やライブ活動を精力的に続けている。演劇の原点に立ち返るような表現を重んじ、観客との密な時間を創出し続けている。

 また、詩・小説・作詞作曲・絵画・朗読など多様なジャンルで表現を行うマルチアーティストでもあり、イラストによるビジュアル制作も多数手がける。近年は、文学的要素を強く押し出した演劇シリーズ『末原拓馬奇譚庫』を立ち上げ、演劇と文学の融合を模索している。

 さらに、創作活動と並行して、子どもたちとの表現活動や教育的なワークショップの開催、カンボジアに井戸を設置するための「ジュロコロ基金」の設立・運営など、未来の表現者たちを育む活動にも尽力。芸術は生きる力になる、という信念のもと、舞台表現の枠を越えた社会的実践も積極的に展開している。

 創作の根幹には「物語は世界を変える」という思想があり、舞台・映像・文学・音楽・バレエなどジャンルを問わず、人の心の奥に踏み込む表現を追い求めている。

 代表作に、劇団おぼんろ本公演『瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢を歌った』『キャガプシー』のほか、初の海外公演作品『STAFIA GEMANYO』(モルドバ共和国国際演劇祭参加)など。
近年の外部公演としては、『三國志演技〜孫呉〜』(明治座・脚本演出)、『氷艷〜鏡紋の夜叉〜』(横浜アリーナ・脚本)、『のだめカンタービレ』(オペラハウス・総合演出)、バレエ作『クレヨン王国』(構成・総合演出・音楽)などがある。

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